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【英語】リスニングができるために必要な要素2つ

更新日:2022年2月22日

英語のリスニングを伸ばすためにはいろいろな要素が必要ですが、今回はその中でも特に大切な2つを紹介します。


音声変化に慣れる

一つ目は発音(音声変化)です。英語の発音自体に慣れることや、その単語の正しい発音を知ることは必須です。例えば、「ワクチン」は英語では「ワクチン」と発音せずに"Vaccine"「ヴァクシーン」ぐらいの発音になります。


それだけではなく、文章の中で音声がどう変わるのかのルールに気づき、実際にされる発音の音と自分が元々思っていた発音とすり合わせていくことが大切です。


例えば、"let it go"は「レットイットゴー」ではなく、「レリゴー」で発音される。逆に言うと、「レリゴー」と言われた時に"let it go"のことか、と気づけるようになることです。この一言でも音声変化がいくつか起こっています。


  • "let"の"t"はラ行になっていること(フラッピング、ラ行化)

  • その"t"と次の"it"の"i"がつながっていること(リエゾン、連結)

  • "it"の"t"の発音が省略されていること(リダクション、脱落)


このように英語は他の単語とくっつくことによって音がかなり変化して聞こえるので、どのように変わるのかを押さえるのはマストです。


抑揚(イントネーション)を身につける

二つ目は抑揚(イントネーション)です。こちらは案外見落としがちですが、リスニングでもスピーキングでも非常に大切なポイントになります。


例えば、日本語の「ありがとう」でも標準語と関西弁ではイントネーションが違います。標準語は「ありがとう」と前にアクセントが来て、関西弁は「ありがとう」と後ろにアクセントが来ます。英語に関しては、このイントネーション(アクセントをつける場所)が単語単位でも文章全体としても非常に大切で、正しい発音でも抑揚がおかしいと通じないことがあります。


このどこを強く言って、どこを弱く言って、英語らしいリズムを身につけることで、英語が聞こえやすくなりますし、通じやすい英語を話せるようになります。


また、同じ英語であっても地域によってアクセントがかなり異なりますよね。アメリカ、イギリス、オーストラリア、インド、シンガポールなど、どの国も英語が母国語のように話されていますが、それぞれかなりアクセントが違います。それを聞き取れるようになるには、それぞれの国の英語の発音の違いを押さえるだけではなく、この抑揚(英語のリズム)を押さえて、自分の耳をチューニングしていくことで聞き取りやすくなっていきます。


もちろんすぐに聞き取れるようになる魔法はないのですが、この発音と抑揚を意識してリスニングトレーニングを積むことによって、とりあえずやっているだけのリスニングトレーニングよりはもっと効果的にリスニング力を鍛えることができます。


英語がもっと聞き取れるようになるため、どのポイントを押さえるべきかを意識しながら着実に英語力を伸ばしていきましょう!





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