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【英語】自分に合った学習方法の見つけ方

更新日:2022年9月22日

「英語を実際に勉強はしているけど、これで合っているのかな」

「半年以上学習は続けているけど、全く伸びているように感じない」

「これから本格的に英語を勉強しようと思うけど、どの学習をすればいいのかわからない」


など、もし今取り組まれている学習方法や、これから取り組もうとしている学習方法に迷いがある方向けに、【自分に合った学習方法の見つけ方のヒント】をご紹介します。少し長くなるので、複数回にわたってご紹介します。


まずは、いきなり学習方法を探すよりも大切なことをここでご紹介します。


今の自分のレベルを客観的に測る(現状把握)

「英語がよくできる方からおすすめされた方法や、よくある王道の学習方法、学習教材にとりあえず取り組んでみよう!」となる前に、一度立ち止まって考えてほしいのが「今の自分の英語力を知っているか」です。


「どんなレベルでも、誰でも、この方法なら絶対英語が伸びる!」という魔法のような英語学習方法は存在しないのです。その代わり、「このレベル感にはこの学習方法がおすすめ」「この苦手な点を改善するためにはこの学習方法を使うと伸びやすい」とそれぞれのレベルや苦手、目標に合わせておすすめの学習方法や教材が変わってきます


例えば、中学英文法に不安がある方が、急にビジネス英語の教材にチャレンジしてもわからないところが多く、せっかくチャレンジしようとしたのにすぐにつまづいてしまい、挫折することがよくあります。


他にも、リスニングの学習をほとんどしたことがない方が、いきなりTEDでシャドーイングをしようと思ってもほとんどできないか、なんとか音は追っかけることはできても内容が全く入ってこないという状態に陥ることもあります。


そのため、まずは今の自分の英語力がどれぐらいであるかを客観的に測る必要があります。まずは英文法、語彙力がどれぐらいあるか。次にリスニング、スピーキングを伸ばしたい方は、今の時点でどのレベルのリスニングなら聞き取れるか、スピーキングもどのレベルで話せるのかを見ていく必要があります。リーディングやライティングを伸ばしたい方は、速読力(WPM)がどのぐらいあるのか、ライティングは実際にメールやエッセー(TOEFLなど)でどの長さをどのぐらいの時間で書けるかなど、具体的にそれぞれのスキルのレベル感を見ていくことが大切になります。


資格(TOEIC, TOEFL, 英検, Versantなど)の勉強をされている方は、スコアやPart別の回答率を参考にできるので、分析しやすいですが、実践でのリスニング、スピーキング力を自分の力で測ることはなかなか難しく、客観的に判断することが難しいです。


実際にネイティブと話してみて(オンラインレッスンや無料英語力診断を活用するなど)レベル感を教えてもらったり、英会話学校やコーチングスクールを活用して代わりに分析してもらうことがおすすめです。


自分の力だけで測りたいという方は、リスニング力ならばご自身でも測定がある程度可能です。例えば、簡単そうな初級の教材、中級ぐらいの教材、上級の教材のそれぞれのサンプルの音源を聞いて、一回聞くだけで何割ぐらい内容を聞き取れたかをチェックしてみましょう!


スピーキングに関しては、客観的に測ることは簡単ではありません。特に「自分の感覚では、全然話せないから私は初級です」とおっしゃる方が、実は客観的に見るとかなり話せていて上級者だったということもありえます。逆に、結構聞けるつもり、話せるつもりでも基本のところが押さえられていなかったり、あいまいなままな方もいらっしゃいます。そうなると、自分のレベルに合っていない教材や学習方法を取り組んでしまっている可能性が高いので、まずは今のレベル感を客観的に測ることからスタートしてみましょう!


ちなみにKIMによる英語コーチングプログラムでは、英語コーチングのプログラムの他に、単発で英語力診断パックも提供しております。有料にはなりますが、今の英語力の把握とどの学習方法に合うかの分析をすることができるので、もし誰かに見てもらいたい、今の学習方法の見直しだけ行っておきたい場合は、お気軽にご相談ください。



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